金沢・能登・黒部ドライブ日記 2000年8月

 

   毎年夏、ふらふらと旅に出てしまう二人。去年の夏は下北半島。今年は・・・

  気がついたら金沢にいた・・・・   当てなし、予定なし、制限なしの旅は・・・・・・・

 世界一長いベンチにて

ドライブ記


能登の砂浜にて

能登三昧の一日

黒部峡谷と再びカニ                  

 


2000/08/11    能登の砂浜にて


8/11能登半島の砂浜にてこれを書いています。
今は朝6時。遠浅の海岸に静かに波が打ち寄せています。  

       早朝海岸にて

昨日の朝方(4時)、我が家を出発、一気に新潟に向かいそのまま
新潟からは南西に進路を変えて日本海沿いに走ってきました。
海岸線ぎりぎりに走る道にはいたるところに海水浴を楽しむ人たちが
います。
途中で、立ち寄った蟹横丁では、たったの千円で大きな蟹が3杯。
二人で蟹の入った桶を抱えてむさぼるようにして食してきました。
う〜ん!!!  きてよかったを実感する瞬間の一つでありました。

    これで1000円!!  兼六園

ずっと進んで昨日は金沢まで到達。二人とも初めての兼六園
午後の暑い一時をゆっくり松の木の木陰で過ごしました。
うだるような暑さとせみの声、松の緑と青い空。涼しげに流れる小川の水と
滴り落ちる汗のコントラスト、真っ赤な色のイチゴカキ氷が実に良かったで
あります。

夕方まで兼六園で過ごし、それから能登半島に逆戻りしました。
本日の宿は、ホテルMPV。ホテルで寝る前に今日の汗を流すために
ビューサンセットという場所にある、温泉へ。
夕日を見ながら温泉という構図は、残念ながら福井から入った無情な
トラブル連絡電話への対応のため間に合わない・・という現実話をあったのですが、
とりあえず温泉でゆっくりして、能登牛の柔らか肉を味わってから場所探し。

海岸沿いを走っていたら、町の名前は「志賀」になっている。
そっか、ここかあ・・・  原発は・・・ 
小学校以来、気になっていた俺と同じ名前の場所を夜に走り抜けました。

たどり着いた場所は、温泉に行く途中に走った、海岸の道、「千里浜なぎさ
ドライブウエイ
」。

    渚の夕暮れ・・・・


波打ち際20m位のところを走る約8kmの砂道です。
ここで朝を迎えたくなったわけです。月夜と星とずらっと並んだ漁火の
灯りの中、砂浜に椅子を出してゆっくりとそよふく海風を浴びながら
いつのまにか寝てしまいました。

朝、目がさめたのは5時。少しあけた窓から入る風が心地よい。
camelは、疲れたのか、まだ寝ています。
ホテルMPVのセカンド、サードシートで作ったベッド、フルオープンした
リヤゲートから入る海音と風が気持ちよいのでしょうか、熟睡しております。

デジカメとビデオを抱えてその辺を一人歩きしてまいりました。
目の前に広がる静かな海、後ろ側には背の低い草と松の木の海岸。
何故か海からではなく後ろから朝日があがってきています。
そうか、ここは日本海、能登半島の西側なんだ・・・
そんなことを思いながら・・・


  超遠浅!! 

静かな海にも入ってみました。遠浅です。20m位入っていっても腿の
あたりまでしか海水がきません。
短パンにしたジーンズをビチャビチャにしてヌルイ海水と遊んできました。
誰もいない海岸で大の大人が海と遊ぶ姿は、変だったでしょうね。

今は、7時23分。日差しが強くなってきました、周りの雰囲気は変わらず。
時折走る車が多くなってきましたが、遠くで投げ釣りをしていた数人の
人たちはいつのまにか帰ってしまったようです。

さあて・・・ 今日はどこに行こう・・・
子供達には、昨日の蟹をたっぷりと送っておいた。今日着くはずなので
あと一日や二日はなんとかなるだろう・・・・

唯一の心配は、福井からオイデオイデの電話が来る可能性があること。
ここからは、100kmも離れているので、いく気にもなれないし・・・

まあ、あと数時間、このまま海を眺めていても面白いか・・・

≡刀Нценцкi♪≡ @々◎.。o0


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