・・・下北半島・・・そして!本州最北端到着・・・

午後一時過ぎに恐山を出て、第四目標の奥薬研(おくやげん)温泉、カッパの湯に到着。朝の曇り空は、パラパラという小雨になってきました。体も冷えてきており温泉であったまります。

子供用温泉(プール)と男女別温泉の計3つ湯船が有る町営の「無料」温泉で、設備もキレイ。食堂兼休憩所もあります。湯船は岩で作られた露天がドンとあるのみで体を洗う水道もシャワーもありません。脱衣所も木の棚があるだけ。そんなシンプルな温泉場で、顔を小雨にぬらしながら、体をホッカホッカと暖めました(^^)

体が暖まったら腹も暖めたい(^^;と言うわけで「大間町名物、イカスミラーメン」をたべて一休み。黒い麺に透明スープが、ウマイんですよ、コレ(^^)タベテバッカリ
「突然の旅」の緊張もだいぶ解けて、ここらでホッと一寝入りしたい所ですが・・・
最終目標を太陽の出ている今日中にクリアする為、いざ北に向かって出発!!

雨は上がったけど風が強い午後4時ころ、この旅の最終目標である、ざっぷ〜ん。
「本州最北端の地。大間岬」に到着。

はぁ〜、はぁ〜、やっと来ました(^^)早速!「年賀状」用の写真撮影(^^;キガハヤイ?
大間岬の碑の前でパチリ。実は・・まだ現像出してないので、どの程度キレイに撮れているかは・・・来年の元旦を楽しみにしてください(^^;ウツッテナカッタラ・・

最北端の碑は、公園?化していて、すぐ下の海に十数段の階段で行く事ができます。津軽海峡の波を触りながらまたパチリ。日本の最東端「納沙布岬」と、本州最北端「大間岬」を制しました。九州最南端「佐多岬」を制するのはいつか??(^^)ユメハオオキク

風の中、海に続く階段ベンチに座り、道端で売っている「殻つき生ウニ」をパクつき、ボ〜っと海を眺めます。沢山の人とカモメ達。ポツンと灯台だけが建つ約100m先の海の中にある弁天島。風は強く、曇り空。この津軽海峡の向こうに見えるハズの北海道にも思いを馳せます。

近くのキャンプ場には沢山のオートバイと沢山の自転車がとまっています。つい24時間前まで部屋で昼寝をしてたのが信じられない。ここで図にのり「函館に行ってみたい!」という欲求がムクムクとでてきました。

とにかくフェリー乗り場へ行きます。が、残念ながら、フェリーが出るのはまだまだ3時間も後の事。3時間待てるか?というと、実は結構疲れていて一時間くらいなら待てるけど、3時間は・・・(;.;)チョットガッカリ
函館行きは諦めて、もう時間は5時を過ぎてるので本日の宿を確保する為、フェリー乗り場にデカデカと看板を出してるビジネスホテルに電話。幸運にも部屋が空いていたので、そこに宿を決めました。まあ、宿が空いてなかったら・・・フェリー乗り場かどこかの公園の駐車場で車の中で寝るか、10時過ぎ頃ネオンキラキラのホテルにでも入ろうか、と
思っていたので、すぐに横になれる宿が見つかったから大助かり(^^)

一休み後「父さん疲れたから、今日中に帰れない。ちゃんと火の始末して寝ろよ」と家に電話。疲れたから帰れないのではなく、始めから帰れない距離の所に来てるんでしょうが・・・(ー_ー)マッタクモウ

宿のレストランで刺身定食(やっぱり海の側では定番でしょう)を食べ、大間の街を一歩き。もしも晴れていたら、海の向こうには函館の明かりが見えたのでしょうか。海にはイカ釣りの漁り火が見えたのでしょうか。曇っている夜には弁天島の灯台の明かりだけが見えました。

本日の運転約800km。等々をホテルで書き込みネットにUPしようと思ったら・・・部屋から外線が使えない(;。;)
半分冗談で始めたとはいえ、旅の達成感と疲れを一番楽しんでいるのは言いだしっぺのダンナ自身でしょう。